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肺癌が疑われたら

 

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□ 胸腔鏡下生検

 

 

ほぼ100%の感度、特異度があります。

 

全身麻酔を必要とします。

 

 

 

したがって他の検査では診断が得られない患者さん、肺癌が強く疑われる患者さんが対象となります。

 

 

 

胸に3箇所小さな切開(1-2cm)を行って胸腔鏡と呼ばれるカメラを用いて操作します。

 

 

迅速病理診断を併用して手術中に診断結果を知ることができます。

 

 

診断結果が肺癌(非小細胞肺癌)であった場合、胸腔鏡下生検にひきつづき

 

根治的な手術を行うことが可能です。

 

 

すなわち胸腔鏡下生検は診断と治療を兼ねています。

 

 

治療は入院して行います。

 

生検のみであれば手術後数日で退院可能です。

 

 

肺癌が疑われたら11.1.GIF - 39,932BYTES


 

 

写真@)胸腔鏡手術の際の3箇所の皮膚切開

 

 

 

 

 

肺癌が疑われたら11.2.GIF - 55,701BYTES

 

 

 

 

写真A)胸腔鏡を挿入し、胸腔内の様子をテレビ画面に映し出して手術を行います。

 

 

 

 

 

肺癌が疑われたら11.3.GIF - 24,902BYTES

 

 

 

 

写真B)部分切除された検体、迅速病理診断にて腺癌と診断されました(矢印部分)。

 

引き続き肺葉切除、リンパ節郭清が施行されました。

 

 

 

 

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