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肺癌が疑われたら

 

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□ 経過観察

 

 

気管支鏡やCTガイド下針生検では確定診断をつけることが

 

困難であると判断された場合、CTを用いた経過観察が行われることがあります。

 

次回のCT検査までの期間は腫瘤の性質によって異なります。

 

おおむね1-3ヵ月後に再検査を行い、

 

変化がみられなければ3-6ヶ月毎の経過観察を行うことが一般的です。

 

 

経過中、陰影が消失した場合には炎症性腫瘤(すなわち良性)であったと考えられます。

 

逆に陰影の増大が見られた場合には精密検査が必要になります。

 

 

 

 

肺癌が疑われたら13.JPG - 48,841BYTES

 

 

左上)右肺に淡いスリガラス陰影を認めます。3年間経過観察が行われましたが、

陰影の増大傾向を認めたため(右上)手術が行われました。病理診断は肺腺癌でありました。

 

 

 

 

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